鰤切手

旧初めての理系編入。編入から無職まであなたのお供をします。

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家族が崩壊した話

内容を3行で

・不便な場所に家を建てたせいで家族が崩壊した

・崩壊した代わりに手元に大金が入った、有意義なお金の使い方って何

・住むなら借家にした方がいい気がする

 

 

こんにちは、突然ですが実家で大喧嘩が勃発して両親が離婚一歩手前になってしまいました。今は別居して冷戦状態ですがもう長くは続かないかと思います。将来のメモで残しておきたくて書きました。

 

~経緯~

 

両親は転勤族で、引っ越しにつき合わせるのは可哀想といって一軒家を建ててもらいました。

ですが建てた場所は最悪、近くに店はないし、店が入ろうにも地元住民が「不良のたまり場になるからやめろ、排気ガスが増える」というせいで廃れる一方。図書館もないし学校になじめなかった僕にとっては悪夢のような場所でした。

 

高校に入ってもストレスはたまる一方で、電車は30分に一本(高校の友人は10分に一本とか多い中でこれ。)、交通費かかるし金のない高校生の僕は遊べなく、さらに孤立するといったことが続きました。

大学に入っても同じでみんな飲み会で遊んでる中、僕は終電を気にして飲み会に参加しないといったことが続き、編入するまでひたすら実家に不満を漏らしてました。

 

~崩壊のきっかけ~

こんな地元に呆れたのか妹は高校の時から帰りは遅く、大学に進学してからほとんど家に帰らなくなったそうです。(この時点で僕は筑波にいた。)

妹はいうことを聞かないし、妹としてはこんなゴミみたいな場所に家を建てるんじゃないと家族内で不満がたまっていく一方でした。

 

限界に達したのか、ちょうど僕が実家に帰った時に、妹が母親の言うこと聞かないのに父親が近くの駅まで妹を送迎したらしく、それに対し母親が怒り、父親が逆ギレ。

もともと両親が仲の悪くてよく喧嘩をしていたのですが、どうやら今回はわけが違うみたい。

母親が「出発の身支度して、こんな家出ていくよ。」

と帰省をしていたはずが、ばあちゃんの家に逃げることに。

話数が足らなくなったアニメ張りの急展開に何もできずただ僕は母親についていくことしかできませんでした。

車の中で「これが家族の終わりってやつなのか・・・」と思いながら夜の高速道路を走っていたのが記憶に残っています。

 

 

・ばあちゃんに貰った大金の使い道

 

ということで婆ちゃんに会いました。そうしたら

「私もあとが少ないし学費出してあげるよ」

あぁ、研究しててよかった・・・じゃなくて払うのは父親だから父親に回さなきゃという話をしたら母親が

「父親に二度と会いたくないからあんたが貰いなさい、あくまで”学費”だからね」

うっそ、こんな形で手元にお金が・・・わーい!手元に残った金でオーディオ近辺を整えるか~、と思いつつ帰路につくのでした。

 

帰り道に秋葉原に寄ってオーディオを整えようと考えていたのですが

「・・・あれ、”学費”だよね、オーディオを今整えたところでこれは学びになるのか?」

「というか何を買えばいいんだ・・・?」

「・・・あれ・・・就活の軸に高所得を入れてたけどこれでいいのか・・・?余ったお金の使い方全然考えられてないじゃん」

とふと我に返りました。

就活で給与欄しか見てなくて、その使い道を考えてられませんでした。他に見るところってないのか、俺は今まで何をやっていたんだと後悔するのでした。

 

・その後の家族

あのあと母親が父親に離婚話を持ちかけたらしく、なんだかんだでお互い別居することでけりはついたようです。

 

結局お金も

 

 

 キンドルとルンバを買って残りは貯金しました。

 

 

・今回学んだこと

 超ごちゃごちゃしてますが箇条書きでまとめます。

 

ー不便な場所に家を建てるな

電車の本数少ないくせに都内にギリ通えると、周りと比べて子供に不満がたまるし、家族が崩壊する。

 

ー家を建てるな、借家にしろ

家建てて立地が最悪かどうかって分からないし、駄目だった場合、子供が巣立った場合、すぐに居住地を変えられるようにした方がいい気がした。

 

ー有意義なお金の使い道って?

 何だ自分にとって有意義って・・・さっぱりわからん。ちなみに電子書籍とルンバは大活躍してます。

 

 以上です。今家を建てる人がいたら参考にしてください。

編入の面接で聞かれた内容と対策

こんばんは、ASKで面接の内容を聞かれたので共有したいと思います。内容はほかの大学でも聞かれている内容が多いので参考にしてください。

 

目次

 

 

当日の流れ

10時から筆記試験が開始し、12時で終わり。その後昼休憩をとって呼ばれた人から面接をしました。

 

んで面接の会場はこんな感じです。

 

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面接官が3人いてその人からの質問にひたすら答えました。机の上には編入の願書や成績表などがありました。

 

 

面接の全文

ドアノック

 

~挨拶パート~

僕「失礼します~」

面1「ではそこに座ってください」

僕「はい。失礼します。」

面1「まず、在籍している学校と学年、学部学科を教えてください」

僕「はい、●大学2年のつゆきです。」

 

編入志望理由パート~

面1「では早速面接に入りたいと思います、今つゆきくんは大学に属していると思うのですがどうして大学院ではなく3年次編入で筑波大に入りたいと思いました?大学院からではだめなのですか?」

僕「大学院からだと2年間やりたくない研究をやることになるので結果時間が無駄になると思いました。なので3年次編入で入りたいと思いました。」

面1「今いる大学ではその研究は出来ないのですか?」

僕「はい」

 

編入後パート~

面1「ふむ、ではやろうと思っている研究について教えてください」

僕「僕はハイレゾ音源の研究をしようと思っています。また○○研究室に所属したいと思っています。」
面1「ハイレゾ音源とは何ですか」

僕「ハイレゾ音源とはハイレゾリューション音源と呼ばれるもので人をリラックスさせる効果があるとされています。(等々)」

面1「その研究をしている大学教授はいますか?」

僕「はい、放送大学にいます。」

面1「ではつゆきくんは研究をしたいということなのですが、将来は研究者になりたいのですか?」

僕「はい。今のところはそう考えています。」

面1「では、大学に編入した後は大学院にも進学する予定ですか?」

僕「はい。」

 

~在学パート~

面1「なるほど、次に得意科目と苦手科目を教えてください」

僕「得意科目は微積で苦手科目は体育です。」

面1「分かりました、成績表みると結構いい成績をとってますね」

僕「あ、ありがとうございます。(予想外のコメントに驚くつゆき)」

 

~余談(?)パート~

面1「他の先生は何か質問はありますか?」

面2「次に情報科に入るにあたってなにか他に興味のある分野はありますか?」

僕「・・・?(予想外すぎて首を傾げてしまう)」

面2「えーっと、例えばビッグデータとかそういったところには興味はないですか?」

僕「あー!僕は今のところハイレゾ音源にしか興味がありません、というのはこれからもっと発展していくと思うからです。このリラックスさせる効果は自殺防止用のライトの代わりになったりする可能性があるからです。なのでこのハイレゾ音源を詳しく研究してみたいと思いました。(他にも良い点を挙げる。)」

面2「分かりました、私は大丈夫です。」

面1「以上で面接はおしまいです。もし仮に編入できたとしたら1、2年生と授業を受けることがあるのでよろしくお願いします。」
「はい、ありがとうございました。」
(退出)


 

これで5分。そのまま帰りました。

 

得点は満点は推測ですが146/200でした。7割。

 

アドバイス

今思うと「こうしておけばよかったなぁ」とか「これはしてよかったなぁ」という点がいくつかあったので書きます。

 

~してよかったこと~

・予備校での面接対策

これは本当に助かりました。模擬面接で対策したことが聞かれたのであまり苦労しませんでした。

 

・研究テーマを具体的に絞った

「あれもしたい!これもしたい!」じゃなくてすでに研究テーマを絞ってあり、「ハイレゾ音源の研究をしたい」ということを志望理由書に書きました。それについて足りないことを聞かれるので苦労しませんでした。

 

・ほかの大学で似たような研究がされているか調べた

研究について詳しく聞かれるのでどのような研究が流行りなのか、ほかの大学ではどういうことがされていて、研究のこの部分はされていない。けどこの大学に編入したらできるよね?ということを説明できるようにしていたのがやっててよかったです。

 

 

~すればよかったこと~

・1発言15秒以内に収める練習

15秒はTVのコマーシャルの時間です。15秒過ぎたら人は話を聞いてくれないと思ってください。現に面接官は一日で何人もの学生を面接しなければなりませんので疲れています。

なので集中力が持つ間に人に情報を伝える能力ってのも必要になってくるかもしれません。だらだらしゃべってなかったら8割超えていたかなぁ・・・。

 

 

以上です、わからないことがあったら是非聞いてください。

 

合わせて読みたい

www.tsuyukey.work

「筑波大生向け」研究室を変えた話を詳しく

友人に「どうやったら研究室変えられるの?」とよく聞かれるのでまとめます。

 

これは情報科学類でのお話なのでもしかしたら別の学類、なんなら対応する先生で話が違うかもしれません。

 

流れとしては(うまくいけば)

 

目次

 

 

こんなかんじで変えられます。

 

 

 

手順1:学生課に相談

 

だいたいのトラブルは学生課が解決してくれます。

学類の担当者に「すみません、研究室を変えたいのですがどうすればよいでしょうか?」と聞いたら「ここでは対処できないので一応学籍番号と名前を伺ってもいいですか?」と聞かれ学生番号と名前を教えました。数日待ちましょう。待っている間に移り先の研究室とか探しておくといいのかも・・・。

僕はこの時に音で人を案内したいなということを考えていたのでそれが出来そうなところを2つほどピックアップしました。

 

 

 

手順2:学務長と面談

後日学務長からメールで日程調整をしましょうと言われ面談しました。

面談内容は

・研究室を移ろうとした経緯

・今研究室とどんな状態か、移り先はなにか考えてる?

 

のこの二つ、今の指導教員にアカハラまがいなことをされてること、それによって学生相談室に通っていること、研究室にはまだいけているがもう限界であることを話しました。

ちなみに「学生相談室に通っている」というのはかなり影響がでかいです、僕も通っているという証拠のおかげで研究室を移れました。医者がらみなことがあるとさすがにOK出さないといけないと学務長さんがおっしゃってました。「研究テーマが合わない」「研究の雰囲気が合わなかった」とかだとなら大学院で変えろとなるそうです。

 

この時点で一応最初にいた研究室には連絡を入れた方がいいかもしれないです(向こうもびっくりするので)。入れるのは嫌いというんだったら別に入れなくても大丈夫です。

 

 

手順3:移り先の研究室の候補の先生と面談

手順2の時点で学務長の先生を説得できた感じがあったので移り先の研究室探しの旅へ。

研究室の席が用意できないこともあるのであらかじめメールでアポをとって話をしておきましょう。話の内容は

 

・研究室を移ることになりそうだが席はあるか

・こういう研究テーマをしたいんだけどできそう?

・ゼミの頻度、どういう指導スタンスか

の3つを話せばOKです。

 

1つ目(僕が移った先)は「今人数限界だけどできないことはないから来るならおいで」というお話と「その研究したいんだったら別の研究室紹介してあげるよ」というお話をしました。その勧められた研究室は今の研究室だったりします。

2つ目は「うーん、正直限界、あまりきてほしくないけど来るなら頑張って指導する」という話をしました。実験機材と先生のノリで研究室を選びました。

 

 

手順4:学務長と学類長の許可が下りる

んでしばらく2週間ほど音沙汰がなくて催促のメールを送ったら「承認をしました、移りたい研究室を教えてください」との連絡が来て先ほどの研究室を教えました。

 

 

手順5:いまいる研究室と移り先の研究室の先生から許可が下りる

んで後日「今いる研究室と移り先の研究室の先生の許可が下りました。後日会議で正式に認可されます」というようなメールが届いてフィニッシュ!長かった。

 

 

手順6:移り先の先生とやりとり

んで専門語学が情報科学類あるので移り先の先生にみてもらえるか聞きましょう、きっと見てくれるはずです。僕はこれのことを忘れてて専門語学だけ前の指導教員に見てもらうという・・・。

あとは席はいつ頃用意してもらえるのか、ゼミ参加していいかとかもろもろ聞いてうつりましょう。

僕は秘書さんともろもろ連絡を取り合って移りました。これで終わりです。

 

 

研究室の名前知りたい人がいれば教えますのでDM飛ばしてください。

 

就活で考えてたこと ~まずは6時間勤務を実現するという夢について~

内容を3行で

・就活中

・就活のシステム破壊したいと思ってたけど今文句言っても何も変わらない

・いろいろ考える中で労働時間を削ることのが僕の夢になった

 

 

そろそろ就活の面接で将来の目標とか聞かれる時期になってきたので面接で聞かれたらこの記事思い出しながら答えます。

まだ就活は終わってないので中途報告という感じです。

 

目次

・これまでの就活について

・ある日の出来事

・やることは決まった、あとは人に説明できるようになるだけ

 

 

・これまでの就活について

就活を始めた当初は働きたくないし、かといって博士課程には進めないし困った。勤めるんだったら夏休み一か月くれる企業ねぇかなとか一日6時間勤務の会社ねぇかなぁとか超わがままなこと言ってました。

  

就活イベントにはちょくちょく顔を出していたのですが、僕にはどれも同じことを言ってるように聞こえなくて見ているのは待遇とかその辺でした。んで結局どれも待遇は20万前半とかでまたどれも一緒か・・・みたいな。具体的には

 

・風通しがいいです!

・若手に裁量権があります!

・若手が活躍します!

・残業は少ないです!(残業前提でプロジェクトを組むなと言いたいです。)

・~でTOPです!(これは言わないと他との差異が出せないのでしょうがないかもしれませんが・・・)

 

企業の説明会言ったらだいたいこの話されて飽きます。(余談ですがベンチャー企業会社説明会は面白いと感じました。)

 

んであるとき、合同説明会にいた企業に話を聞きに行ったら「うちね、休み一か月もらえるよ、来なよ」

 

 って言われて「うお!すごい!この会社行きたい!」と感動しました。その会社がコンサル系の会社だったので「じゃあコンサル系の会社受けておけば休み一か月もらえるよなぁ~」と甘い考えで続々とエントリーしました。

 

 

 

 

 

 とこんな志望理由だったら会社側には来てもらいたくないですよね、それを見透かされたのか分からないですけど適性検査と志望理由でほとんど落ちました。

 

「適性検査で全部落ちるし就活ありえねぇ~、研究の時間も取られるし破壊してぇ~」と一時期就活が嫌になって言ってました。

 

 とこんなことを言ってても何も変わらないし「自分適性検査を落ちまくりました~働く適正ないかもしれません 笑」って言って「君かわいそうだから採用してあげるよ!」とお情けかけてくれる企業なんてないです。ただ今は一生懸命やるしかない。と自分に言い聞かせ就活を受け続けるのでした。

 

 

・ある日の出来事

ゼミがあったんですけど学生が今週の得点みたいのをこたえるのを間違えて僕が先生に聞いたことがあって

 

僕「んで今週は何点ですか?」

友「いや、先生には聞かなくていいでしょ」

僕「あ、そうだった」

先生「いいね、答えよう・・・70点」

僕「得点の理由は何ですか」

先生「平日は21時まで全部予定が埋まってたから。」

僕「・・・?」

 

・・・あれ?別に予定が埋まってただけじゃん。というか労働時間8時間オーバーしてるけどいいの?8時間に収めるために仕事を効率化しなくていいの?みたいな

これには大学の先生はめちゃくちゃ仕事の量があるからしょうがないっていう見方もありますが、「こういうことをしました、こういう成果が得られました」ってそっちの方が重要じゃないのでしょうか。

 

この時にはっとして、業務の効率化とかが僕の取り組むべきことなのかなって思いました。昔と比べたら仕事を効率化できるツールってたくさんあるのに恩恵受けてないとかいろいろ問題点が出てきました。

んでその後日にこんなツイートを見かけて

 

 

 

 

 違うわ、効率化しているんだけど、どんなことをしたのかっていうのは見られてなくて、いくら効率よく仕事をやってもその空いた隙間に仕事をぶち込まれるだけだから結局効率化してもだらだらやってスキルが増えないのか・・・現に日本のサービス業の労働生産性は米国の約半分ってデータもあるしそういうことか、みたいな。

そうしたら成果主義をもっと広めるか、労働時間削って生産性向上しましたってたくさん事例を作って、日本全体が今より労働時間を削る空気にすればいい。ってことで僕がしたいことはこんなこと

 

 

 

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上図の 頑張った分を報酬としてあげるっていうのは既にほかの企業がやっているみたいだし僕が取り組むべきことではない気がします。

とある人が「新しいことを導入するんだったら周りの人がそういうことを欲しがる状況、雰囲気を作らなきゃいけないね」と言ってました。だったら導入して改善された事例をたくさん作ればいい

 

・やることは決まった、あとは人に説明できるようになるだけ

ということで就職したら「日本の労働時間を削る」ことを目標にします。自分も自由に使える時間が増えたらうれしいしですし。

先ほど言った事例をたくさん作る必要があるけど、会社で許されるんだったら自分の会社で6時間勤務を初めたいです。減らすといいですよって言っている人が8時間労働でも説得力ないですし・・・。

きちんと生産性が上がったってデータを残して同業種の会社も始めてあとはほかの業種の人が真似をして6時間勤務が達成している間に自分たちは4時間勤務へ・・・というルートで頑張ろうと思います。きっと思い描いたものとは違うものになるかもしれませんが。

現に6時間に減らしたら生産も上がったし幸福度が上がったって報告もあります。これだけ人を説得できるデータがあるんだったら自分が説明、説得できるスキルを磨くしかない。

幸運なのか現に選考が進んでいる企業でその企業のシステムを導入したら労働時間が削れたって成果を残している企業がありました。そこに受かるか分からないけどそこの企業を説得できるほどの説明ができるよう練習します。

最初軽い気持ちで考えていた6時間労働、こんなことになるとは・・・。

 

 

 

 

この記事書いた後に編入でも「~時間やった」よりも「~ページ進めた」とかそっちを見た方がいいのかなって、そして頑張った分遊んでいいとかきちんと報酬を考えたら勉強の効率が上がるのかと思いました。

 

過去問にまつわるあれこれ 入手法や解答の作り方など

~内容を3行で~

・過去問ほしけりゃ大学に問い合わせましょう

・解答は先生に聞いて作りましょう

・過去問見てヤマを張るのはNG

 

こんばんは、絶賛就活中です。試験も近くなってきてる時期なので過去問について書きます。

 

目次

 

 

入手方法

まず大学に問い合わせましょう。問い合わせたからと言って編入試験の結果には絶対影響しません。すぐ情報が欲しいなら電話がお勧めです。

恥ずかしいとか人見知りだからとかいろいろ言い訳を付けたいでしょうが時間は有限です。今すぐブラウザ閉じて大学の電話番号調べて、電話しましょう。電話をかける課を間違えても電話番号を教えてもらったり、そのまま繋いでもらえるので安心してください。世界は意外と優しいです。

 

電話をするのが最適解ですがどうしても連絡したくないという方、予備校が持っていたりします。その場合コピーするのにお金がかかったりしますので気を付けてください。あとたまに大学のHPに載せているところがあったりするので(筑波大とか)そこから入手することができます。

 

うだうだ書きましたが、今すぐ電話しましょう。あと多くの大学は午後五時過ぎてると電話に出ませんのでご注意ください。

 

 

解答はないので作りましょう

「解答どうしました?」

聞かれる質問ランキングトップ3に入る質問です。これが編入のやっかいところです。大学受験だと赤本などに解答が載ってますが、編入にはないです。

 

問題の形式を知るぐらいだったら解答はいらないのですが、知的好奇心あふれる人は答えを知りたくなります。まずは解答が欲しがってる知的好奇心あふれる自分をほめましょう。

 

作り方としては

1.大学の先生に聞く

2.予備校の先生に聞く

3.頭のいい先輩、後輩、同期に聞く

 

の3択。1番が現実的でしょうか。信頼できそうな大学の先生にメールでアポを取って聞きましょう。メールが面倒だったらオフィスアワーの時間に突撃でもかまいません。

(オフィスアワー:時間空けとくから好きに質問しに来いよという時間帯、出張にいったりするのであらかじめ連絡を取っとくといいかもしれません)

 

メールの本文の書き方が分からない!って方向けにメールの定型文書きました。丸パクリしてもかまいませんが、記号のところは自分のものにしてください。

~~

 

タイトル:(任意の科目)に関する相談

○○先生

 

お世話になります(初めてなら「初めまして」で)、A学部B学科X年の△△です。(任意の科目)で分からない問題があるので相談をしたいのですが、都合のよろしい日時はありますでしょうか、よろしくお願いします。

 

△△

~~

ここで特に編入のことは明かさなくていいと思います。明かしても特に問題ないかと。

できれば大学のメールアドレスから送るといいです。

返信が来たらきちんと返信をしましょう。ダメだったら別の日程を教えてくださいとか大丈夫ならその日時でお願いします、場所はどちらでしょうか。など返信しましょう。

 

過去問の使い方

編入まで時間が空いている人

問題見て「これ絶対解けない」と思うかだけ確認してください。思わなければ大丈夫です。しばらく用はありません。

 

ー時間がない人

まずは自分で解きましょう。解けなさそうであれば先生に聞きに行きましょう。途中解答できてるものがあれば一緒にもっていきましょう。きちんと答えてもらったらお礼を言いましょう。次質問をしに行くときに向こうもいい気持ちで答えてくれるはずです。

んで問題なのが過去問でここの範囲出てたからここだけ勉強しておけばOK

ってのはダメです。きちんと募集要項の出題範囲を確認してください。あくまで過去問は問題数とか傾向(正確な計算をやらせるのか、大量に問題を解かせるのか等)を確認するものです。

 

 

やる気って行動してから湧くらしいのでとにかく動きましょう。

Fラン大に入るんだけどどうすればいい? その大学を楽しんでください!

時期が時期なので更新していきますよ~

 

~~

今年の4月から、いわゆるFランと呼ばれる大学に入る者です。
このままでは将来がシャレにならなくなりそうなので、筑波大の編入試験を受けようと思ってます。
まだ気が早いかもしれませんが、今からでも出来ることってありますか?
志望は化学類で、一応は4月からのところが応用化学科です。
また、TOEIC換算の英語ではあまり差がつかないと思いますか?

~~

 

質問ありがとうございます、この種類の質問めっちゃ来ます。努力していたのに自分が行きたかった大学に行けなかったのってしょうがないんですけど、入ってもないのにFランって言うのはその大学に失礼です。

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

偏差値という誰得システムの洗脳を解いてください

 

すみません、つい叫んでしまいました・・・。この偏差値とかいうシステム、今すぐぶっ壊した方がいいですよ。だって一部の人(大学受験の予備校関係者とか)しか得しないです。

 

具体的なお話をしましょう、有名な国立大、または私立大って倍率は1倍を上回りますよね、ってことは落ちる人が出てくるはず、んで落ちた人はどうするかというとランクを下げて別の大学に行きますよね。んで本来入りたかった大学より下のランクの大学に入ってしまった・・・となるわけです・・・。

 

・・・ランクってなんですか・・・その大学によっていいところ悪いところあります、相性良い悪いあります。立派な研究室もあります。結局大学の良さっていうのはその人にしか分からないです。なのに格付けされているせいで「この大学はダメな大学なんだ・・・俺は負け組なんだ」となりながら入学したら、せっかくいい研究者とか社会に貢献するはずだった人もいなくなります。

これがごく少数の人ならいいのですが、どの大学も2倍を超すところが多い=半分以上の受験生が「当初行くはずだったランクより下の大学に行く≒不幸になる」という現象が起きます。論理が破綻気味ですけどなんとなくイメージはつかめたでしょうか。

偏差値制度なくしちゃえば「この大学落ちたけど、この大学こういういいところあるし、自分磨きがんばるか~」ってなります。

投稿者さんも「将来がシャレにならない」と危惧しているわけです、そんなことはないです。大学でどれだけ頑張るか、そっちの方が重要じゃないでしょうか。

 

 

今からできること

ってことで大学をランク付けするのは今すぐやめてください。

これから入る大学のいいところをひたすら見つけてください。入学前に3つぐらい、入学してから10個見つけましょう。そして素晴らしい人を一人見つけてください。教授でも同期でも先輩でも構いません。

そしてどうしたら大学の授業料を取り戻すほどの価値を得られるか考えてください。インターンに行く、バイトをする、せっかくだし学問にはげむ。何でも構いません。

 

どうしても納得できなかったら編入を考えてください。

 

 

筑波のTOEICのお話

730点満点で100点換算です。ですが油断していると痛い目にあいます。

 

 

 

最後に

せっかくの大学生活なので楽しんでください。

 

 

 

 

編入した僕が大学から大学への編入を勧めない理由

意外といわれるのですが、合格してから編入は勧めない立場をとってます。

今回は編入を勧めない理由、そして編入をしないで生きていくためにはどうしたらよいかも書きました。

 

目次

 

 

ハイリスク

受かるなんて保証はないですし、落ちたらそれまでの勉強時間は無駄になります。無駄にしない方法があればいいんですけど残念ながら僕には思いつきません。あと一緒に試験を受ける人が強すぎる。

 

 

高専生、短大、専門学校生に勉強時間で勝てない

専門学校や短大、高専ですとその分野に精通するようカリキュラムが組まれています。一方大学はどうでしょうか、基礎なんちゃらと言って編入に関係ない勉強もさせられます、課題も出ます。つまり勉強時間を比較すると、

 

高専生:4年間+α

大学生:1年間+α

 

・・・単純に4倍近い計算です。

全く関係ない勉強と課題をこなしながら編入の勉強するのはきついです。試験で何倍も勉強時間を持った人たちと戦って勝てる見込みはあるのでしょうか。

僕が編入した学類も入った人は18人、そのうち4人は大学から来た人間です。この時はたまたま多くて一個下の代は全員高専出身でした。

 

 

他にできることがある

バイト、海外旅行、インターン、趣味、留学・・・いろいろあります。その時間を費やしてでも編入に時間を割く必要はあるのでしょうか。

ハイリスクな編入の勉強をするよりした方がいいものってありませんか?

 

 

編入してから後悔している人がいる

嘘だろと思う方も多いのですが本当です。というのも

 

編入することが第一目標

 

の人が多いです、そしてその目標が達成されてしまうと次の目標がなくなります。また最悪なのがこれだけでなく、仮に編入できたとしても

 

・自分が思い描いていた編入ライフと実際の生活がかけ離れている

 

のダブルパンチですと、後悔しかありません。例えば単位変換がうまくいかず、ずっと勉強ばっかりで嫌になったとか。このような人を何人も見かけてきました。

 

 

編入以外に今できる行動は?

では編入しないで生きていくにはどうすればよいか。まずは考えている暇があったら目の前のことに取り組んでください。なぜかと言いますと、この不安定なご時世、何をやったらうまくいくかは分かりません。そこでとにかく数打てば何か当たります。このブログも数打って当たった中の一つです。それまでセンターの国語も半分以下だし、国語の成績は良くなかったです。それでも、編入を経てから「情報の少なさに困っている人多いし、情報発信してみるか~」と考え、書き始めた結果、今となっては情報発信が自分のアイデンティティになりつつあります。

それともう一つ、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ グラットンさんは、不安定な未来でどう生きていくか3つ提案しています。それを参考に実際に動いてください。考えてはいけません、動いてください。

 

1.ちょっとした専門家になる

何でも構いません、漫画のレビューなら負けません。折り紙なら負けません。本当に何でもいいです。これなら負けないものを作ってください。できればそれが他人の目を引くものだと◎。

 

2.他の人と強いかかわりを持つ

同じ夢を持った人とつながってください、僕なら編入を支援している人です。今となってはSNSで簡単につながれる世の中です。かかわりを持つためにも情報発信も大事だと思います。

 

3.消費ではなく、情熱的に何かを生み出す人になる

お金が増えても幸福につながらないという研究成果が出ています。将来、資源的が枯渇し、今よりも物の消費量を減らす可能性も出てきます。その未来では「消費」より「経験」の方が重要になります。

誰かに素敵な経験を提供する人、その経験を提供するために情熱的に何かを生み出せる人になりましょう。

 

この3つ、どれでもいいので今から少しでもできることをやってください。例えば折り紙が得意なら折り紙の動画をyoutubeに投稿するとか。

 

この記事をきっかけに改めて編入って何だろうか考えてくださると幸いです。

 

Q&A

Q.じゃあ何で受かったの?

A.運

試験二週間前ぐらいから急に問題が解けるようになって(これも運だと思ってます。)、試験当日も自分が解いたことのある問題が出てきて試験時間も30分ぐらい余りました。

 

Q.どんな人が編入を受けるべき?

A.・学問、研究が好きでたまらない人

 ・編入を手段と考えて人生をよりいいものにしようとしている人

どちらかに当てはまる人には受けてほしいと思ってます。

 

 参考文献

ABOUT- この記事を書いた人-

20190520193945

Tsuyukey(id:Tsuquba)

都内の私立大から筑波大の情報科学類に三年次編入してそのまま大学院に進学。今は社会人。ともあれ編入を知ったことが何かの役に立つことを祈ってます。質問、ファンメール等はお題箱orTwitterからどうぞ。詳しいプロフィールはこちらから。